久米島赤鶏牧場について
久米島赤鶏牧場は
食の安心安全に誠実に
島の自然と島の未来を大切に
農業に向き合っています。
私たちの牧場は、自然豊かな久米島の、海に臨むなだらかな山の麓にあります。
約1万坪の広さの敷地には、山からの湧水が流れ、海からの風が木々を抜けて涼しさを運んできます。
牧場が始まったのは、2014年。
もともと家族で黒毛和牛の飼育や野菜栽培などをしていましたが
久米島の新しい産業、新しい特産品をつくりたいとの思いから、ブランド鶏・久米島赤鶏の飼育を始めました。
現在は、養鶏のほかに黒毛和牛の繁殖、マンゴー栽培を手がけています。
鶏糞や牛糞を堆肥にし、なるべく減農薬でマンゴーを育てるなど、可能な範囲での循環を心がけています。
養鶏場としてはとても小さな規模ですが、飼育から加工、販売までを自社で手掛けています。
そのおかげで、鶏の成長や健康状態、肉付きなどを1羽1羽確かめながら育てることができます。
そうして育てた鶏は、お客様のもとへおいしくお届けできるよう、責任をもって販売する。
それが、私たちの考えるいのちに対する向き合い方です。
久米島赤鶏について
久米島赤鶏は
フランス原産のレッドブロー種という品種です。
久米島赤鶏は、フランス原産のレッドブロー種。
弾力がありしっかりした肉質が特徴の、美味しさに定評のある鶏です。
地鶏ではありませんが、地鶏の定義に従い鶏の健康を第一に考えて日々育てています。
こだわりその1:エサ
久米島赤鶏と他の鶏との一番の違いは、エサにあります。
一般的な穀物飼料に加えて、久米島の泡盛の酒粕を発酵させたものを与えています。
それにより、鶏特有の臭みが抑えられ、しっかりとしたジューシーな肉質に。
また、鶏舎の臭いも軽減され、飼育環境も改善されました。
こだわりその2:広さ
レッドブロー種は運動好き。
しっかり運動し、しっかりエサを食べることで健康な鶏に育ちます。
1平米に10羽以下という地鶏の定義に則った広さの鶏舎で飼育しています。
こだわりその3:飼育期間
日齢30~40日で出荷されるブロイラーと異なり、ゆっくり成長するのもレッドブロー種の特徴です。
約100日間飼育し、骨格・肉付きともにしっかりとした大きな鶏に育てます。
こだわりその4:安心安全
国に義務付けられているワクチン以外、ホルモン剤等は一切使いません。
抗生物質も、出荷前60日は無投与です。
また、久米島には食肉加工場が他にないため、自社で加工も行っています。
1羽1羽、成長具合や肉の状態を確認しながら手作業で加工します。